地域内で、酷く衰弱した猫を保護しました。

〈ハチロクくん〉と名付けました。
FullSizeRender
骨と皮の ガリガリな体、被毛は ボサボサ、
グッタリしています。

里親 兼 スタッフの ご夫婦が、ヨロヨロと歩いているところを 発見しました。

FullSizeRender

目も 虚ろ、ゴハンを食べる元気もありません。

病院では、脱水、貧血 が 酷い と診断され、毎日、皮下点滴、強制給餌をしています。

それでも、下痢が止まらず、毎日 吐き続け、回虫も たくさん吐き出しました。

〈ハチロクくん〉あと1日、保護が遅かったら、おそらく 命を落としていたと思います。

人馴れしていて、触れます。
去勢手術 済み の 耳カットがあります。
(中央区の獣医ではない カットの仕方)

まだまだ、予断の許さない状態です。
〈ハチロクくん〉頑張れ、頑張れ!




中央区内で、このように、明らかに 他地域から連れて来て、遺棄されたのではないか…と思われる事態が とても多いです。



少し前には、こんなこともありました。

他区の方から…

「中央区の猫ボランティアは、外の衰弱した猫、高齢猫 などを 引き受けてくれる…」
そう聞きました…と言って衰弱した高齢猫の保護依頼がありました。

(それは、引き受ける場所、経済力、人手…あれば いくらでも引き受けてあげたいです)

しかも、その他区の動物推進員 から 聞きましたと…

その、他区の動物推進員の方は、何の為の動物推進員???

他区に 丸投げするの???

幸い、相談者は 自分の間違いに気づき、自分で 保護して、最後まで 責任を持ちます…と言って、衰弱していた高齢猫を連れて帰りました。

ひとりで 頑張っている、とても愛情深い方で ホッとしました。

猫だって、いつもお世話してもらっている人の方が、安心するに きまってます。




話がそれましたが…

中央区では、公園のネコ、みにみゅう、中央区動物推進員たち が、20年間 コツコツと 野良猫ゼロを目指して 頑張ってきた結果、野良猫は 画期的に減少し、あとは 地域内で 管理してもらっている猫のみです。

しかも、東京2020に向けての再開発、その場所の猫たちは、少しづつ 保護しているので、ますます 地域の野良猫は 少なくなっています。

公園などに、野良猫のための 置き餌も してません。

そんな状況で、他の地域から 捨て猫されても ゴハンも食べられず、地域の猫たちに追われ、野垂れ死にするだけなんです。

今回の〈ハチロクくん〉のように 保護される猫は、本当に一握り…

私たちは、毎日のように 地域の方々からの 問い合わせ、保護依頼に対応しています。

何処の地域の猫ボランティアも みんな 手一杯だと思います。



他の地域の方々へ…
子猫や、若くて健康な猫なら 里親募集できます。
そういう相談なら いつでも 受け付けます。

また、どうしても 行き場のない猫は、相談してください。
でも、丸投げは やめてください。

自分のできることを考えてください。

そして、自分勝手な 捨て猫だけは、絶対にやめてください。

不幸な結果になるだけです。

どうか、どうか、もう一度 考えてください。



〈ハチロクくん〉は 頑張ってます。
元気になるよう、祈ってくださいね。